カナダ2日目午後
コロンビア大氷原から流れ出たアサバスカ氷河です。下1はその全景なのですが逆光で暗くて申しわけありません。画像処理もしたのですがこれが限界です。さて大きな雪上車に乗って氷河の真上まで行きます。
下2を見て下さい。車輪が6つもあり、そのタイヤの直径は人間の身長ほどもありました。幅も1メートル以上あるような感じでした。ミスタードーナツで売っているギザギザのドーナツを思い出しました。そんな感じです。50人くらい乗れます。さていよいよ出発です。時速10キロぐらいで氷河の上を這って行きます。
下1はアサバスカ氷河の上から見た左側の別な氷河です。拡大すれば、氷の厚みがよくわかります。どうして氷河が出来るかと言いますと、雪が30m積もればその重みで底に30cmの氷が出来ます。それが長い年月の間繰り返されて氷河になるのです。そしてここの氷河は最大の厚み300mあり表面は1年に125m動きます。その氷河の底では氷が岩をすごい圧力で削っているのです。そして半円形の谷に削ってしまうのです。これをカールと呼びます。明治ではありませんぞ。山の地名でカールと付いているのは氷河の跡なのです。いやあ、何と勉強になるホームページですね。(私しか言えません。)
さあいよいよバスから氷河へ降りました。その寒いこと。降りる前に12,3分くらいで戻って来て下さいという指示があったので何でそんなに短いのと思っていたのですが、訳が分かりました。長い時間寒くておれません。下2は着いたところです。下3は氷河の雪解け水をみなさんペットボトルに汲んだり、直接飲んだりしていました。
そうこうしている内に、何と雪が降ってきました。山頂から下へ吹雪です。もう頂上の方へはカメラもビデオも向けられません。風下を撮るので精一杯です。この日のために日本から持って来たオーバー、皮の手袋、毛糸の帽子、セーター、毛糸のパンツ(これはうそ)など完全装備だったので寒さは防げたのですが、この雪にはカメラの故障が心配で困りました。
さて周りを見るともう私の付近には誰もいません。まだ時間は2,3分あったのですがみなさんもう雪上車の中へ入っていました。もう少し天気が良ければまだ頑張ったのですがたまらず中へ入りました。あー寒む。
そして雪上車で帰ります。途中、別の雪上車が故障で止まっていました。我々の雪上車も止まって様子を見ましたがなかなか動きそうにもありません。そこで前の車から追い越して行ってくれと合図がありました。そこでエンジンをかけたのですが、我が雪上車もかからなくなったのです。えーっここから歩くんかいなと、ぞっとしました。何度やってもかかりません。
3分ほど経ってかかりました。動きました。みんなで思わず拍手をしました。そして前の車を通り越す時に見た前の車の乗客の恨めしそうな顔、忘れられません。上2は帰る途中に置いてあった一代目と二代目の雪上車です。小さいのが一代目です。このタイプの雪上車では氷河を削り取ってしまうので一時はこのツアーも中止になりかけたのですが、氷を削らないタイヤの雪上車の完成で中止にはならなかったのです。
上3は帰りに下の展望台から見た氷河です。少し明るいのでましだと思います。真ん中の三つほどあるゴマ粒が雪上車です。拡大しないとわかりませんよ。その広大さがよくわかります。
次は美しい湖です。