カナダ3日目午後
モレーンレイクです。ここでは雨がやんでいたので湖面が美しく撮れています。日本ではすぐに周回道路を造りそうなのですが、ここは違います。湖に来ると車の道などありません。鳥の鳴き声が聞こえるだけの静寂の世界でした。1日ぼーっと座ってるだけで時間を過ごしても良いと思えるような場所です。何か新鮮な空気が写真から漂って来そうな景色でしょう。コンピューターから現地の空気が送れるものなら送りたい気持ちです。
写真の中に垂直に立っている木は何だと思いますか。杉のようですが、実は松なのです。ロッジポールパインと言うそうです。直訳すると、山小屋の柱の松となります。その通りの意味で先住民インディアンの円錐形のテントの柱に使われた木なのです。ところがこの木が実を落とすには、松ヤニが溶けて松かさがはじけなければ実が落ちないのです。
その松ヤニが溶ける温度が40度から45度なのです。アフリカならともかくこの辺ではいくら真夏でもここまでの温度にはなりません。それでは繁殖できません。そうなのです。繁殖には山火事が必要なのです。雷や風による木の摩擦によって起こる火事はここでは基本的には消さずにほっておくそうなのです。そうして燃えると種が落ち、今まで光が届かなかった地面に太陽が降り注ぎ新しく森が再生するのです。
途中見たのですが、人工的に山を焼いている地帯がありました。そのままほっておくと山が病気になってしまうので焼いたそうです。自然の摂理はすごいと思いました。山火事も必要なんですね。以上すべて現地ガイドさんの説明でありました。勉強になりました。
さて説明が長くなりましたが、上2はその湖の近くにあった波打ち際の化石です。ここは昔波打ち際だったのです。おそらく太平洋岸にあった部分がここまで、圧縮されて盛り上がったのです。途方もない年月の推移を感じました。拡大してじっくりご覧下さい。上3はカヌーのレンタルの看板です。ここもレンタルが出来ます。調査終了です。
次はナイアガラへ行きます。