マウナ・ケア火山ヘ

 午後の観光はホテルで休憩後3時過ぎに集合して今度は4WD車に乗ってマウナ・ケア火山頂上まで行くのです。気温がマイナスになるので防寒具の用意をと注意されました。その時点で天気は雨。ホテルの部屋から見たマウナ・ケアは下のように分厚い雲に隠れて何も見えません。これで頂上へ行って果たして星が見えるのかなあとみんなで話をしました。

 説は2つあって、1つは、富士山も頂上付近は雲から出るので頂上へ行けば、晴れてるというのと、いやあ、そうはいってもこんな分厚い雲だから今日は無理だと思うという説に分かれたのでした。どちらとも決定的な根拠はなくみなさん部屋へ。                

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 3時過ぎに集合して2台で出発です。もうあたりは土砂降りです。途中で寄った滝にもみんな下車せず、パス。ところが上へ上へと上がって行くに連れて雨が小止みに。時々太陽も顔を見せようかという雰囲気なのです。下は中腹の様子です。昨日は海岸の溶岩だったのですが、ここは、キラウエア火山の溶岩が東に流れた跡でした。

 下1は、その溶岩が、斜面で止まった様子です。雲に隠れて見えませんが、左上の道路を奥へ進むとマウナケアの頂上へ行くのです。見えている緑の部分は牧場なのです。道路が溶岩の中にありました。工事も土ではなく固まった溶岩なので硬くて造るのが大変なんだそうです。ぜひ拡大して下さい。それとその右の2枚は付近の景色です。海岸とは違いやや茶色ですが、迫力はありました。   

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 それから又車に乗り、出発です。あの雲の中へ突入です。しばらくは真っ白で何も見えません。飛行機に乗っているようでした。車は標高2800mのオニズカ・ビジターセンターへ到着。ここでも雨がぱらぱらしていました。この建物はあのスペースシャトルの事故で亡くなったオニズカ大佐にちなんで建てられたのです。ハワイ島出身なのです。ここで夕食です。

 でもレストランなどありません。持参したお弁当と水をもらい食べるのです。一気に頂上へ駆け上がると高山病になるので、みんな、ここで30分以上休憩することが必要なのです。中にはビデオや、資料がありちょっとした博物館になっていました。その時の弁当のボリュームのすごいこと、ご飯の上におかずがどっさり乗っているのです。チキンはまるまる1本足が入っており、口を大きく開けて食べないととてもかぶりつけない厚みがありました。えーっ、こんなたくさん食べれるかなあと思ったのも初めだけで気が付くともう弁当箱は空になっていました。

 50分ほどして出発です。そんなにカーブで苦しむこともなく。日本で言えば平地の感覚で頂上まで行くのです。もうそろそろ4000mに近くなって来ました。すると、やりました!。雲を抜けるとそこには太陽が待っていたのでした。そしてたくさんの巨大な天文台も迎えてくれました。頂上はだだっぴろい広場になっているのです。

 あの槍ヶ岳の頂上みたいではありません。これもびっくりしました。下1は日本の天文台「すばる」です。このすばるの望遠鏡は口径8.2mの光学赤外線望遠鏡でなんとなんと140億光年の距離にある星を捕らえたのです。地球が出来て約46億年というのに、何で140億年前の星が見えるの?ともう頭がわけワカメになりました。

 どうしてそんな光が残ってるの?とわからないことだらけでもう考えるのをやめました。下2は多分アメリカの天文台です。下3の中央にあるのは雲海です。その下に私達のホテルがあるのです。ついさっきまであの下からここを眺めていた訳で見えない筈でした。すべて拡大出来ますのでじっくりご覧下さい。   

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 風がなかったのですが気温はマイナスと感じるほど寒くなってきました。ズボンを2枚はき毛糸とジャンパーでやっと我慢できました。うれしがって、その辺を歩いていると、頭がふらふらしてきたのです。あちゃー、これが高山病なのです。もう歩かずその場に座りゆっくりと呼吸をしました。頂上では1時間ぐらいが限度なのだそうです。だから天文台の人もここへは通ってくるだけで普段はさっきのオニズカビジターセンターの近くにある建物で生活をしているのです。私達の星座観測もここではできず、下のセンターの近くでするのです。

 そろそろ集合になり下へ移動。途中の空き地で星座観測です。2人のガイドさんが丁寧に星の名前を教えてくれました。そうです満点の星が見えているのです。流れ星も3回見ました。その都度ツアーのみなさんから歓声が。なにやら口をもごもごさせておられました。願いごとなのでしょうか。

 ガイドさんが言うのには肉眼で人工衛星も見えるそうです。みんな探しましたが、はっきりとはわからなかったのです。その後ガイドさん持参の大型望遠鏡で色々な星座を見せてもらいました。興味ある人にはたまらん企画ですね。その後バスに乗ってホテルへ。ホテルに近づくと車内が熱いのです。何で熱いのかみなさんわからなかったのですが、誰かが、そりゃそうですよ。

 みんなの服を見たらわかるでしょう。我慢大会みたいです、と言ったので爆笑になりました。下界は夏なのに我々は冬服だったのです。車内は狭くて脱ぐ事も出来ずにホテルまでそのまま行きました。なかなか楽しい思い出が出来ました。

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